前立腺がんが原因の頻尿・残尿感・排尿困難 | 主な症状と検査方法

前立腺がんが原因の頻尿・残尿感・排尿困難 | 主な症状と検査方法

前立腺がんが原因の頻尿・残尿感・排尿困難 | 主な症状と検査方法

頻尿や残尿感等の症状が現れる病気の一つとして、前立腺がんがあげられます。前立腺がんは、男性が高齢になればなるほど発症率が高くなっていく病気です。

現在、高齢化に伴い、前立腺がんの患者数は急速に増加してきています。癌のなかでは比較的予後が良いとされていますが、増殖や転移のために命を落としてしまうこともあり、やはり怖い病気です。

今回は、前立腺がんが原因の頻尿・残尿感・排尿困難などの症状についてまとめます。

前立腺がんの症状と前立腺肥大症との違い

前立腺は、尿道を取り巻くように付いている男性特有の器官です。精子の栄養になる前立腺液を分泌する、生殖にとって重要な働きをしています。

この前立腺は、中年以降になると徐々に腫れてくる傾向があり、60代以降では半数以上の男性に前立腺肥大の症状がみられます。前立腺肥大になると、尿道が圧迫されておしっこの出が悪くなるために、残尿感・頻尿・排尿困難などの症状が現れます。

前立腺がんが原因の頻尿・残尿感・排尿困難の症状

前立腺がんでも前立腺肥大症と同様、頻尿・残尿感・排尿困難などの症状がみられますが、前立腺がんの場合は多くが前立腺の外側にできるため、それらの症状が出る頃には、かなり進行してしまっている状態といえます。また、前立腺がんでは、排尿障害の他に疼痛、血尿、腰痛などの症状が出ることもあります。

中には、前立腺肥大と前立腺がんが同時に進行していることもあり、前立腺肥大症だけが診断されて発見が遅れることもあるので、注意が必要です。

PSAによるがん検査

初期の前立腺がんは無症状のケースが多く、早期発見の難しさが課題でした。

けれども今は、血液検査でPSAという前立腺のがんマーカーの値を調べることで、簡単に検査を行うことができるようになっています。このPSAによるがん検査が普及したおかげで、1990年代以降、前立腺がんの早期発見による治癒例が飛躍的に増えています。

前立腺がんの症状と検査方法

とはいえ、現在、前立腺がんの患者数は増え続けており、2020年には男性のかかるがんとしては、肺癌についで2番目になると予想されています。高齢者が増えることと、食生活の変化により動物性脂肪の摂取が増えていることが原因と考えられています。

前立腺がんは、特に45歳以上の中高年男性の発生頻度が高いため、定期的に検診等でPSAをチェックするようにしましょう。

自宅で検査できるキットも販売されています。

【男性用】ガン総合検査キット

前立腺がんを予防する生活習慣

日本人でも、欧米に住んでいると前立腺がんの罹患率が高くなるというデータがあることから、欧米型の動物性脂肪を多く摂る食生活が前立腺がんのリスクを上げる原因と考えられています。

低カロリー・低脂肪で、食物繊維の多い、伝統的な和食を中心にした食生活が、前立腺がんの予防に役立ちます。健康的な食事や適度な運動で、前立腺がんだけではなく生活習慣病一般の予防を心がけ、はつらつとしたシニアライフを目指していきましょう。