前立腺炎が原因の頻尿の症状と改善方法

前立腺炎が原因の頻尿の症状と改善方法

前立腺炎が原因の頻尿の症状と改善方法

頻尿の症状が表れる病気の一つに、前立腺炎があります。男性特有の病気で、排尿障害等の症状を引き起こし、慢性化しやすい特徴を持っています。

今回は、頻尿の原因となる前立腺炎の症状と改善方法についてまとめます。

前立腺とは?

前立腺は、男性特有の生殖に関わる重要な臓器です。膀胱の真下にあり、膀胱の出口を取り巻くようについています。前立腺の真ん中を尿道が通っています。前立腺には、「精液の一部である前立腺液の分泌する」、「射精の時に収縮して精液を体外に排出する」という2つの働きがあります。

若くてもかかる前立腺炎

前立腺の病気には、中高年に多い前立腺肥大症のほか、20代、30代の若者でも罹る「前立腺炎」があります。
前立腺炎も前立腺肥大症と同様に、おしっこが近くなる頻尿の症状が出ます。

前立腺炎が原因の頻尿の症状と改善方法

前立腺炎には急性前立腺炎と慢性前立腺炎の2種類があり、急性前立腺炎の場合には、トイレが近くなるほか、高熱、排尿時の痛みなどを伴います。慢性前立腺炎の場合は、陰部の不快感や残尿感などの症状があります。

治りにくい前立腺炎

尿道結石や前立腺肥大症などを原因とする非菌性前立腺炎を除き、前立腺炎は、女性に多い膀胱炎のように「感染症」と見なされています。つまり、尿道から大腸菌、クラミジア、マイコプラズマ菌などが前立腺に入り込んで増殖し、炎症を起こすとされています。

実際、急性前立腺炎の場合には前立腺内部の細菌を特定し、抗生物質で治療することが可能です。

けれども、1度治ったと思っても、なかなかすっきりせずに再発を繰り返し慢性化してしまうことが多いのが特徴です。
 
そして、慢性前立腺炎になると、必ずしも前立腺の中で細菌が増殖していることはなく、無菌性でも症状が続くという点がやっかいです。頻尿、排尿痛、残尿感といった排尿障害だけではなく、排尿時に関係なく常に鈍痛を伴うこともあり、大変辛い状態になります。

対症療法的な薬ではなかなかすっきりとせず、病院を転々としながら何年も薬を飲み続けるという方も少なくありません。

前立腺の血行改善

このように、命に関わるような病気ではないものの、すっきり治らずに慢性化し、頻尿や排尿痛等、常に不快な症状に悩まされ続けるのが前立腺炎です。

そこで、慢性前立腺炎を感染症と捉えることを止め、前立腺の血行障害として治していく方法が近年とられるようになっています。血行障害を改善すると、長年苦しんでいた症状があっけなく治ることがあります。

前立腺が血行障害になっていく原因として、デスクワークによる運動不足、長時間の運転、便秘、疲労、ストレスなどの他、排尿時に力を入れる習慣があげられます。

頻尿の原因の前立腺炎の症状と改善方法

本来おしっこは力を入れなくても自然に排出されるものです。ところが、排尿時に力を入れておしっこを出す習慣があると、尿道括約筋が閉じようとしてしまい、前立腺は不自然な圧迫を受けてしまいます。それが、前立腺の血行障害を引き起こすと考えられます。

それを改善するためには、できるだけ膀胱に尿をためて排泄する膀胱訓練を行うことが効果的です。

慢性前立腺炎は生活習慣病

運動不足やストレス等により働き盛りの男性が罹りやすい慢性前立腺炎は、広義の生活習慣病といえます。
血行を悪くする生活習慣を見直し、体質改善に努力して克服しましょう。