うつ病と頻尿の関係 | トイレが近い原因と、うつを助長する症状

うつ病と頻尿の関係 | トイレが近い原因と、うつを助長する症状

うつ病と頻尿の関係 | トイレが近い原因と、うつを助長する症状

うつ病」とは、気分が落ち込み憂鬱な状態が継続して、社会生活に差し障りが出る精神疾患です。代表的な症状には、「何もやる気が起きず、仕事や家事がはかどらない」「それまで楽しんでいた事が楽しめない」「食欲が減退する」「過食になる」等があげられます。

症状は精神的なものだけでなく、「不眠」「頭痛」「肩こり」などの身体的な症状が現れることもあり、その中の一つに「頻尿」があります。

今回は、うつ病が原因となる頻尿についてまとめます。

うつ病と頻尿

一般に、トイレが近い「頻尿」は、加齢によるホルモンの変化や、泌尿器系の疾患が原因で起こります。さらに、高血圧糖尿病心不全などの影響によって起こることもあります。

ストレスが原因で、自律神経のバランスが乱れることによっても頻尿の症状が現れることがあります。少し意外な感じがするかもしれませんが、初期のうつ病にはよくみられる症状の一つです。

うつ病が原因の頻尿

検査で身体的に明確な異常がみられず、精神的な要素が原因となっているものを「心因性頻尿」といいます。

特にうつ病では、小さな事でも気にしてしまいやすい傾向にありますので、「またすぐにトイレに行きたくなるのではないか」と不安になり、余計に頻繁にトイレに通うようになります。こうした習慣が続くと、膀胱に尿が十分に溜まらなくても強い尿意を感じる「過活動膀胱」になるケースもあります。

うつ病の助長

頻尿の症状が悪化し、30分に1度はトイレに通うようになったり、夜中に何度もトイレに起きて寝不足になると、仕事や外出もままならなくなってしまいます。

そうなると、少し元気が出た時に気晴らしに友人と交流することも億劫になり、ますます引き篭もりがちになってしまうでしょう。このような状態は、ただでさえ社会との交流が難しいうつ病の症状を助長してしまいます。

また、うつ病の症状が緩和された際に、トイレが近いために外出を苦痛に感じるようであれば、せっかくの社会復帰のチャンスを逃してしまう可能性もあります。

頻尿の対策を

うつ病が原因の頻尿の治療


うつ病で心療内科にかかっている場合は、医師に頻尿の症状のことも相談し、対策を立てることが大切です。泌尿器科の受診を勧められることもあります。

多くの場合、医師の指導のもとで膀胱訓練や骨盤底筋体操などの対策を行うことができれば、かなり症状の改善が期待できます。抗うつ剤や心理カウンセリングを通してうつ病の治療を行うと同時に、頻尿の症状も改善を図り、より早期の社会復帰を目指しましょう。