出産後の頻尿の症状 | 女性のトイレが近い原因と改善法

出産後の頻尿の症状 | 女性のトイレが近い原因と改善法

出産後の頻尿の症状 | 女性のトイレが近い原因と改善法

妊娠中に頻尿や尿漏れを経験する女性は多いですが、出産後も長期に渡ってそうした排尿障害に悩まされる場合があります。

頻尿」とは、トイレに通う回数が異常に多い症状です。おしっこを済ませてもすぐにまたトイレに行きたくなってしまい、酷いと30分に1度はトイレに通うということもあります。妊娠、出産という大イベントを経て、女性の体は大きくダメージを受けており、出産前の状態に戻るまでの半年ほどは、肉体的にも精神的にもさまざまな症状が出ます。頻尿もそのひとつです。

今回は、出産後の女性になぜ頻尿が起きるのか、その原因と改善法についてまとめます。

出産後におきる頻尿の原因

私たちの体には「骨盤底筋」という部位があります。骨盤の内部にあり、子宮や膀胱をハンモックのように支えている筋肉や繊維組織の総称のことです。この骨盤底筋は、尿道を閉めたり緩めたりして排尿をコントロールしています。

出産後の女性の頻尿の原因

妊娠すると、子宮の中で胎児が大きく育っていきます。そして分娩では、大きくなった胎児が膣を通って体外に出ていきますが、その際に骨盤底筋が損傷を受けます。

骨盤底筋が損傷して緩くなることが原因で、膀胱を支える力が弱まるために膀胱の位置が微妙に変わってしまい、膀胱に溜めておける尿量が少なくなることがあります。また、尿道を閉める力が弱くなるために、おしっこが漏れやすくなります。

そうした原因から、産後もトイレが近い頻尿や尿漏れの症状が出るのです。

症状と対処法

出産後の頻尿は、ほとんどが半年以内に自然に治りますが、骨盤底筋の損傷度合いによっては一年以上治らないこともあり、そのような場合は病院での治療が必要です。また、あまりにトイレが近いために生活に支障が出るような場合にも、病院で相談することをおすすめします。

頻尿の症状が強い場合は尿漏れも起こりやすくなっていますので、リハビリパンツや尿漏れパッドを使うなどして対策をしましょう。(生理用ナプキンで代用する人もいますが、尿と血液では性質が違うため、吸水性・防臭の面で尿漏れパッドに劣ります。)

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女性は男性に比べて尿道が短く、尿漏れを起こしやすい身体の構造です。若い人でも骨盤底筋が弱まっていると、咳やくしゃみ等のちょっとしたきっかけで尿漏れを起こしてしまうことがあります。そんな時に便利なのが「尿漏れパッド」です。生理用のナプキンで代

骨盤底筋トレーニング

出産後の女性が悩む、トイレが近い頻尿の改善法として広く行われているのが、「骨盤底筋トレーニング」です。

出産後の頻尿の改善法:骨盤底筋トレーニング

「骨盤底筋トレーニング」とは、文字通り骨盤底筋を動かして骨盤底筋の筋力アップを図るトレーニングのことです。やり方は簡単で、膣と肛門を自分の意志のとおりに絞めたり緩めたりするのを繰り返します。大きな動きを必要とするものではないので、テレビを見ている時や、外出先で電車を待っている時などでも実践できます。

今は、マタニティ教室で行われる安産体操の中にも骨盤底筋トレーニングが含まれるようになっていますので、経験している妊婦さんも多いことでしょう。分娩前から骨盤底筋トレーニングをしてきた妊婦さんは、安産になる割合が高くなり、頻尿の予防にもつながりますので、非常に有益な取り組みといえます。

母親になるために

出産は女性にとって人生最大のイベントの一つです。医療技術が進んでいる現代でも、出産で命を落とす女性は年に数十人います。若い女性はスリムになりたいために無理なダイエットをしたり、不規則な生活が原因で体が弱くなっているために、妊娠出産でのトラブルが増えているといいます。また、高齢出産が増えているのもトラブルの原因です。

子どもを元気に産んで元気に育てるためにも、日頃から食事や運動に気をつけ、健康に留意して過ごすよう心がけていきましょう。