利尿作用のある飲み物 | 夜間頻尿の予防に控えたい飲料

利尿作用のある飲み物 | 夜間頻尿の予防に控えたい飲料

利尿作用のある飲み物 | 夜間頻尿の予防に控えたい飲料

就寝中に何度もおしっこがしたくなり、トイレに起きる症状を夜間頻尿といいます。夜中に繰り返しトイレに起きるのは、なかなか大変なことです。疲れている時はベッドから起き上がるのも辛いですし、冬は寒いのを我慢しなければなりません。

夜間頻尿は加齢や様々な疾患が原因として考えられますが、寝る前に水分を摂りすぎることで起きることもありますので、寝る前の水分は控えるようにしましょう。特に、利尿作用のある飲み物は避けるのが賢明です。

ここでは、夜間頻尿を予防するために控えたい、利尿作用のある飲み物についてご説明します。

お茶とコーヒー

利尿作用のある飲み物といえば、お茶コーヒーなどのカフェイン飲料が代表的です。これらを飲むと、単純に水分量が増えるという以上の利尿反応がみられます。

利尿作用のある飲み物のお茶・コーヒー

このような飲料になぜ利尿作用があるかといえば、カフェインやテオフィリンなどの成分に関係があります。お茶とコーヒーの両方に含まれるカフェインは、血管平滑筋を弛緩させる働きがあります。そのため、全体的に血管が拡張し血流量が増加します。すると、腎臓を通る血流量も増加するので尿量が増えてトイレが近くなります。

テオフィリンとはお茶の葉に多く含まれている苦味成分で、気管支拡張薬にも使われています。腎血管拡張作用があるので、テオフィリンを摂取すると、腎血流量が増えるために尿量が増えて頻尿になります。

アルコール飲料

近年は地球温暖化のためか5月でも真夏のように気温が高くなることがあり、そんな時に「ビアガーデン、オープン」という看板を見かけると「もうそんな季節なのか」と少し驚くことがありますね。

ビールをはじめとするアルコール飲料を飲むと、トイレが近くなります。これは、アルコールには抗利尿ホルモン(利尿を抑制するホルモン)の働きを抑える効果があるからです。そのため、飲んだアルコール飲料の水分量よりも多くの水分を排出しようとして、トイレが近くなります。

利尿作用のある飲み物:アルコール飲料

特にビールは、含まれているカリウムにも利尿作用があるので、他のお酒よりも利尿作用が強く出ます。アルコール度数が低いとはいっても、カリウムとの相乗効果で、例えば1リットルのビールを飲むと1.1リットルの水分が尿として排出されます。

また、ウーロンハイなども、アルコールとカフェインの相乗効果で利尿作用が強く出ますので、注意が必要です。

水分摂取はバランスを考えて

体内の水分が減少する「脱水」は様々な疾患に結びつく怖い症状です。かといって、むやみに水分を摂りすぎると頻尿になり、生活に支障が出る場合があります。脱水にならないように必要十分な水分をとりながら頻尿を予防するには、バランス感覚が大事です。

夜間頻尿を防ぐには、夕食時までに1日に必要な水分(2〜3リットル)を摂るようにします。そして、寝る前の水分は少なめに抑え、利尿作用のある飲み物を避けるようにすることで、夜中にトイレに通う回数を減らすことができます。