尿道炎による頻尿 | クラミジア等の性病の症状と検査・治療方法

尿道炎による頻尿 | クラミジア等の性病の症状と検査・治療方法

尿道炎による頻尿 | クラミジア等の性病の症状と検査・治療方法

排尿時の痛みや頻尿の原因となる尿道炎は、ほとんどの場合が性感染症に伴うものです。原因菌には様々な種類がありますが、特に多いものとしてクラミジアや淋菌等があげられます。

今回は、尿道炎による頻尿の原因となる性病の症状、検査・治療方法についてまとめます。

尿道炎は男性に多い病気

尿道とは、膀胱から先のおしっこの通り道です。尿道炎は、その尿道に細菌が感染した状態をいい、排尿痛や頻尿、残尿感などの症状が現れます。

女性は尿道が3〜4cmと短いために、すぐに膀胱に細菌が入り込みます。そのため尿道だけが炎症を起こすことは滅多になく、ほとんどが膀胱炎という診断になります。

その点、男性の尿道は15〜20cmあり、尿道口から入った細菌が膀胱まで到達することは稀なので、尿道炎という診断がされるのは、ほとんどが男性ということになります。

クラミジア等の性病の症状と尿道炎

尿道炎の症状

尿道口から侵入した細菌が繁殖して炎症を起こすことで、排尿痛の症状が出ます。おしっこの時にジーンという排尿痛を感じるようでしたら、尿道炎を疑いましょう。

また、尿道の粘膜に炎症があると、尿の出が悪くなり、尿が出きらない残尿感や、トイレが近くなる頻尿の症状も現れます。頻尿の度合いは炎症の程度でさまざまですが、排尿痛があるうえにトイレの回数が増えるので、辛い症状です。

性病による尿道炎の症状と治療方法

男性の尿道炎の原因は、性行為による性病感染が多くを占めます。原因となる主な性感染症には以下のようなものです。

クラミジア尿道炎

今、性感染症で最も多いのが、クラミジア・トラコマチスという原因菌が性行為によって感染する、クラミジア感染症です。潜伏期間が1〜2週間と長く、症状が軽いために初めは気づかないこともあります。

クラミジア尿道炎の頻尿の症状と治療方法

男性が性行為で感染した場合、パートナーの女性にも感染することが往々にしてあります。クラミジアに女性が感染すると、不妊症や子宮外妊娠の原因になる場合があるため、注意が必要です。

クラミジア尿道炎の治療方法は、抗生物質の服用です。経過を観察するため、通常は3~4回の通院が必要になります。

淋菌性尿道炎

クラミジア尿道炎に次いで多いのが、淋菌による淋菌性尿道炎です。淋菌性尿道炎の炎症は強いので、尿道の内壁が狭くなり、排尿痛や頻尿と同時に、尿が出にくくなることによる残尿感の症状が出ます。悪化すると尿道から濃い膿が出てきます。膿が出てきたら、すぐに泌尿器科を受診しましょう。

クラミジア同様、性行為によって感染するため、検査で陽性の場合にはパートナーにも検査を受けてもらいましょう。もし感染した女性が出産した場合、母子感染が起きることもあります。

淋菌性尿道炎の治療では、抗生物質の服用に加え、注射薬を使用することが多くあります。

マイコプラズマによる尿道炎

肺炎の原因菌として有名なマイコプラズマという菌が、性行為で尿道に侵入して起きる尿道炎です。症状はクラミジア尿道炎と似ており、初めは自覚症状がない場合もあります。

治療方法は抗生物質の服用ですが、治りにくく、再発しやすいのが特徴です。

性病の検査

尿道炎の場合は性感染症の疑いも強いため、泌尿器科の敷居が高く感じられると思いますが、今はネット通販の性感染症用検査キットがあるので、あらかじめチェックをすることができます。

自宅で出来る性病検査キット

また、ネット通販で性感染症用の抗生物質が販売されているようですが、素人が自己判断で抗生物質を扱うのはおすすめしません。性病の症状が表れたら、まずは原因をハッキリさせるため、泌尿器科を受診して専門医の治療に従いましょう。陽性だった場合、性病はパートナーの女性にも感染する可能性が高いので、事情を説明して検査を受けてもらうことも大切です。