頻尿が関係する怖い病気 | トイレが近い人は要注意!

トイレが近い人は要注意!頻尿と病気

頻尿が関係する怖い病気 | トイレが近い人は要注意!

「トイレが近い」という症状で、生活に色々な支障がでてしまうのが頻尿です。頻尿には様々な原因がありますが、重い病気とは関係ない場合がほとんどです。

しかし、中には以下のような怖い病気が隠れているケースもあります

前立腺癌

前立腺癌は、前立腺肥大症とは異なる病気ですが、初期の症状が非常に似ています。また、前立腺肥大症と同時に発症している場合が多くありますので、頻尿など排尿障害の検査でみつかることがあります。

具体的な症状としては、頻尿、残尿感、尿の勢いがない等です。悪化すると、排尿痛、血尿、尿閉などの症状が現れます。加齢とともに発症率が高くなっていくのも特徴です。

心不全

あまり昼間に動かず、ふくらはぎの筋肉が弱っていると、下肢の血を心臓に戻せなくなり、足がむくむようになります。

ところが夜に体を横にすると、下肢にたまっていた血液が一気に心臓や腎臓に戻っていこうとします。その時に心臓が弱っていると、増えた血液を処理しきれずに尿の量が多くなります。

夜間だけの多尿によってトイレが近い場合には、心不全が隠れている場合があるのです。

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睡眠時無呼吸症候群

睡眠時に舌根が気道をふさいでしまい呼吸ができなくなるという命に関わる病気が、睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。

舌根が気道をふさぐと、胸腔内気圧が低くなって心臓がふくらみます。すると、血流が心臓に増えます。その増えた血液を処理するために夜間に尿量が多くなって頻尿になるというものです。

糖尿病

糖尿病の症状として、異常に喉が乾く場合があります。血液中の糖分濃度が濃くなって血液が濃くなるために水分を補おうとして喉が乾きます。そうなると、尿量が増えて頻尿になります。

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睡眠障害(不眠症)

加齢に伴い睡眠の質が悪化して、中途覚醒が増えることにより夜間頻尿になることがあります。
トイレが近い、頻尿と病気
眠れないので何となく尿意を感じてしまいトイレに立つという症状です。トイレが近いから起きてしまうのか、眠れないからトイレに行ってしまうのか、はっきりしない場合があります。ストレスによる睡眠障害の場合も、同様に夜間頻尿になることがあります。

尿崩症

異常に喉が乾く病気として、尿崩症(にょうほうしょう)もあげられます。

一般に尿の量は、抗利尿ホルモンと腎臓がうまく調和して働くことによって調節されています。この抗利尿ホルモンの分泌が悪くなったり、腎臓でのホルモンの作用が低下することが原因で、尿の量が異常に多くなり、頻尿になることがあります。尿が異常に多くできてしまうので血液濃度が高くなり、異常に喉が乾きます。

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うつ病

あまり知られていませんが、うつ病の初期症状に頻尿が含まれます

夜なかなか寝付けない、気力が出ない、イライラする、優柔不断、食欲減退などの症状が頻尿と一緒に現れる場合、うつ病を発症している可能性があります。

早めの受診を

頻尿の症状がそれほど強くない場合でも上記の病気が隠れている場合があります。

放っておくと症状が悪化して命に関わることにもなりかねませんので、頻尿が気になるようになったら、早めに病院で検査をして、原因をはっきりさせるようにしましょう。